初めての本塗り?

 
大変御無沙汰致しました ^^:
 
 
趣味事と云いますか、頼まれた補修に嵌まってまして
 
前記事の山車の顔も途中ですが
                 (チョイと嫌な事も有って中断も有り)
 
長いので画像だけでも見てやって下さいませ
 
 
過去記事補修出来るかな? の柱も同時進行
                    ※ 記事中の柱の部位に付いては、どうも違ってました・・・
 
 
Sさんから部材の受け渡し
 
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                                     9/26
 材はクサマキですが、仏壇屋のオヤジ曰く「米(亜米利加)クサ」
 
オヤジ「神社の物なら半額でやってやろうか?」
 
との申し出は自分が受けた事なのでと、丁重にお断りして
                      実際金額も知りませんがね ^^
 
仕上げ方だけアドバイスを頂き、其れこそ
 
神社事なのでカシューでは無く、自分で漆でやると決めてました。
 
受継いだ材は真円とは程遠く、#300~400でかなり研いだ?かな??
 
 
先ずは、柿渋+砥の粉+松煙を
 
コイツで混ぜまぜ、下地代わりです。
 
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試し塗り
 
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                                                                       10/6
そして塗布
 
Sさん「金具に合わせて削り出して有るので、これ以上は太くしない事」
 
なので下地は出来ません・・・
 
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                                   二度目は 10/9
 
更に吉野紙を巻いて
 
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                                        10/9
#400で空研ぎ
 
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紙の重なりが残りますがスルー
 
 
其の間に金具も塗布
 
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                                    10/13
バーナーで焼いて、生漆塗布
 
御柱に戻って
 
乾燥後に空研ぎ
 
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                                11/6
 
本来ならば、此処から拭き漆を数回で終了の筈でしたが
 
 
ひょんな事から塗師屋さんと出会い
 
この方が何とも親切な方で、色んな事を教えてくれました。
 
此れまでの経緯を説明したところ。
 
塗 「本塗りしたら?出来ますよ!」
 
塗りはやった事が有りませんでしたが、つい其の気に成って ^^;
 
買って来ました
 
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少し乾きの早いのを進められて、乾燥具合を測ります。
 
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室温 20℃ ・ 湿度 80% が理想ですが
 
ガラスに塗って立て掛けて 
 
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垂れて縮んでます
 
 
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此れを寝かせて
 
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縮みまくりですが、こんなのを繰り返して
 
買った漆に適した、湿度室温をつかみます。
 
 
さて、いよいよ初めての漆塗りへ
 
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この漆刷毛は先程の仏具師さんから、数年前の頂き物。
 
 
 
 
 
 
てなところでお時間です。 
 
 
 
 
 
 
です ^^;