明日十日は渡り初め。

 
少し長く成りますが、適当に端折ってお読み頂ければと。
 
明日は午後から「渡り初め」なので
 
仕上がりまでを一気に。
 
 
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お題の箙(えびら)も背負わせて、取り付け完了。
 
此処までするには
 
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衣装担当のお姐さん達も、高所作業を厭いません。
 
もう一つ裏方作業
 
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裏地も丁寧にやってます。
                       美人さんなのですが、虫が付くといけないのでモザ掛け。^^
 
 
そして  梅 ?
 
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紅梅って事にしときましょうか
 
 
 
其れでは我が担当の 刀
 
 
柄尻の紙貼りは少し苦労しましたが
 
 
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中身と言えば
 
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藁を束ねて紙貼ってですが
 
これは相棒の若いN君の作業。
 
先輩からは、硬めのスポンジ(鍔で使ってます)を削って楽したら?
 
とか言われてましたが、藁にこだわったみたいで少し見直しました ^^;
 
 
 
砥の粉に重ねての更なる目止めを
                            作業手順とは前後しての掲載お許しを。
 
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切先
 
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漆でも良いのですが、時間と予算も無くて
 
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漆の代用品らしいのですが、初めて使ってみました。
 
再度重ねて塗ります。
 
 
最初はテレ油で三倍に希釈、二度目は1(カシュー):1(テレピン)で薄めて。
 
こんな感じに
 
 
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余計な自己満コメはカットして ^^;
 
此処から悩みました・・・
 
 
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金継や蒔絵の要領で、刀感を出したくて銀粉まぶし。
                             (同じく予算の都合でアルミ粉ですが)
 
左・1:1で厚塗り、真ん中は1:3、右は真ん中に更に上塗りしましたが
 
左は滑らかで無く、右は微妙に茶色っぽく。
 
継では右の処理の後に、砥の粉+椿油等で磨くのですが
 
こうも茶色いと仕上がりが不安
 
 
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こんなのを何回もやってみて、真ん中画像でする事に。
 
後はやりながらの行き当たりばったりでしたが
 
 
1:2位で薄く塗っての、銀粉まぶしからさて
 
 
 
「如何しよう???」
 
 
 
と云うのも、途中から会長Yさんが
 
「刃紋とか入れると、良いんじゃね?」
 
・・・・・・・勝手な事を言いやがって。(
 
 
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とりあえずは、刷毛で刃紋を描いてみたが
 
どの様に仕上げるかは、この時点で決まってませんでした・・・
 
「N君どうしようか?」
 
                 N  「 ??? ^^;  」
 
 
 
 
ひらめきました!
 
 
 
 
 
 
 
え~~~い、地道に潰していくか! ^^;
 
 
結局、木コテの小さい奴で
 
刃の部分だけを平たく潰す事にして
 
一時間ほど
 
 
 
 
じゃ~~~~ん
 
 
 
 
 
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N君、柄の部分はやり直してね! 
 
 
 
 
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刃紋って、わ 分かるでしょうか? ;^^;
 
 
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早く、梶原源太景季に持たせたい!
                             (かじはらげんたかげすえ)
 
 
 
チラ写りのN君
 
「息子に自慢出来る~!」って大喜び。
 
嬉しいね ^^
 
4月28日から取り掛かり、5日の仕上がり
 
 
会長 「六日までには仕上げてね」
 
間に合いました。 ^^
 
 
 
 
さて、昨晩は22:00過ぎまで
 
 
 
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                       後ろの人形は昨年の石田三成
 
 
悪友U担当の甲冑
 
臑当や籠手・手甲等を取り付け終了。
 
                      手甲は小さ杉でやり直しかな?
 
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稲妻文様は刀と同じやり方です(金粉)。
 
 
 
 
 
長々とに成りましたが、お付き合い頂いた方々には
 
 
有り難う御座居ました!
 
 
 
で    は