少し長く成りますが、適当に端折ってお読み頂ければと。
明日は午後から「渡り初め」なので
仕上がりまでを一気に。
お題の箙(えびら)も背負わせて、取り付け完了。
此処までするには
衣装担当のお姐さん達も、高所作業を厭いません。
もう一つ裏方作業
裏地も丁寧にやってます。
美人さんなのですが、虫が付くといけないのでモザ掛け。^^
そして 梅 ?
紅梅って事にしときましょうか
其れでは我が担当の 刀
柄尻の紙貼りは少し苦労しましたが
中身と言えば
藁を束ねて紙貼ってですが
これは相棒の若いN君の作業。
先輩からは、硬めのスポンジ(鍔で使ってます)を削って楽したら?
とか言われてましたが、藁にこだわったみたいで少し見直しました ^^;
砥の粉に重ねての更なる目止めを
作業手順とは前後しての掲載お許しを。
切先
漆でも良いのですが、時間と予算も無くて
漆の代用品らしいのですが、初めて使ってみました。
再度重ねて塗ります。
最初はテレ油で三倍に希釈、二度目は1(カシュー):1(テレピン)で薄めて。
こんな感じに
余計な自己満コメはカットして ^^;
此処から悩みました・・・
金継や蒔絵の要領で、刀感を出したくて銀粉まぶし。
(同じく予算の都合でアルミ粉ですが)
左・1:1で厚塗り、真ん中は1:3、右は真ん中に更に上塗りしましたが
左は滑らかで無く、右は微妙に茶色っぽく。
継では右の処理の後に、砥の粉+椿油等で磨くのですが
こうも茶色いと仕上がりが不安
こんなのを何回もやってみて、真ん中画像でする事に。
後はやりながらの行き当たりばったりでしたが
1:2位で薄く塗っての、銀粉まぶしからさて
「如何しよう???」
と云うのも、途中から会長Yさんが
「刃紋とか入れると、良いんじゃね?」
・・・・・・・勝手な事を言いやがって。(怒
で
とりあえずは、刷毛で刃紋を描いてみたが
どの様に仕上げるかは、この時点で決まってませんでした・・・
「N君どうしようか?」
N 「 ??? ^^; 」
ひらめきました!
え~~~い、地道に潰していくか! ^^;
結局、木コテの小さい奴で
刃の部分だけを平たく潰す事にして
一時間ほど
じゃ~~~~ん
N君、柄の部分はやり直してね!
刃紋って、わ 分かるでしょうか? ;^^;
早く、梶原源太景季に持たせたい!
(かじはらげんたかげすえ)
チラ写りのN君
「息子に自慢出来る~!」って大喜び。
嬉しいね ^^
4月28日から取り掛かり、5日の仕上がり。
会長 「六日までには仕上げてね」
間に合いました。 ^^
さて、昨晩は22:00過ぎまで
稲妻文様は刀と同じやり方です(金粉)。
長々とに成りましたが、お付き合い頂いた方々には
有り難う御座居ました!
で は